緩くいこうぜ、人生長いんだ。

世の中どうでも良いことばかりだよ

第二回 好きな曲について語ってみよう(僕が死のうと思ったのは / Amazarashi)

本日紹介するのは、Amazarashiさんの「僕が死のうと思ったのは」だ。

動画は以下。


Ω Amazarashi - The Reason why i thought i'd die 僕が死のうと思ったのは Ω

 

元々この曲は、Amazarashiの秋田ひろむさんが歌手の中島美嘉さんに提供したものだ。

中島美嘉版は以下。


Mika Nakashima - Boku Ga Shinou To Omottanowa (Music Video short ver.)

 

両方ともそれぞれの良さがある。

是非両方聴いてみていただきたい。

 

 

この曲の一番の魅力は、メッセージ性が強く重い歌詞だ。

 

僕が死のうと思ったのは ウミネコが桟橋で鳴いたから

 ここまで暗い歌い出しはなかなかないのではないだろうか。

その後も、淡々と「僕が死のうと思った」理由が述べられていく。

その理由は些細なもので、この曲の主人公がいかに生きることに不器用かが分かる。

  

 今日はまるで昨日みたいだ

明日を変えるなら今日を変えなきゃ

分かってる 分かってる けれど

どうにかして今を変えようとしている。

けれでも、上手くいかない。

だからこそ辛い。

本当に共感できて胸が痛くなる。

 

そうして悩む主人公は、ある人に出会う。

そうして、何かが変わる。

 僕が死のうと思ったのは

あなたが綺麗に笑うから

死ぬことばかり考えてしまうのは

きっと生きることに真面目すぎるから

上記の歌詞で、最初の二行は「僕」の想い。

対して下の二行は「あなた」の言葉だ。

 

今まで散々悩んできた「僕」は、「あなた」に出会うことで自分を許すことが出来るようになる。

そして、それに気付かせてくれた「あなた」を通じて、世界を肯定的に見られるようになる。

僕が死のうと思ったのは

まだあなたに出会ってなかったから

あなたのような人が生まれた

世界を少し好きになったよ

 

あなたのような人が生きてる

世界に少し期待するよ

「あなた」に出会ったことで自分と、世界を少し好きになれた。

生きていて良かったと思えるようになるのだ。

ベタではあるが、心に響く物語のような歌詞だ。

 

 私は初めてこの曲を聞いた時、あまりの衝撃に泣いてしまった。

特に、

死ぬことばかり考えてしまうのは

きっと生きることに真面目すぎるから

 という歌詞が、まるで自分に対して言ってもらえたように感じて、救われた。

 

鬱病になりやすい人は真面目で正義感が強い人が多いそうだ。

私は鬱病まではいかないが、死にたい、消えたいと思うことは多い。

この曲は、そんな人たちにとっての救いとなる曲なのではないかと思っている。

 

今死にたいと思っている人は、是非この曲を聴いてみてほしい。

劇的に何かが変わることはないと思う。

けれども、きっと少しは救われると思う。