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緩くいこうぜ、人生長いんだ。

お前の人生ようやく始まったようなもんじゃん。

家族の話

家族の話。

 

ウチは、私と両親そして姉の四人家族だ。 

父親はいわゆる大手企業で働いていて、結構なポジションにいるらしい。

母親は自宅で英語教室を開いていている専業主婦だ。 

姉は一時期鬱病を患ったが、今は落ち着いていて、結婚もしている。

 

ありがたいことに、小さい頃から暮らしに困るようなことはなかった。

しかし少々、我が家は歪んでいる。

 

 

皆、どこかよそよそしいのだ。

 

 

別に仲が悪い訳ではない。

ただ、なんというか、上手く距離を取れていない感じがする。

家族というより「他人同士の集まり」という感じだ。

 

  

一時期、そんな家族を恨む時期があった。

「なんで普通の家族みたいになれないんだろう。」 と思う時期があった。

 

しかし、最近はそんなことは思わなくなった。

 

 

そういう状態、そういう関係性がウチの姿なのだと諦めたからだ。

 

 

きっとウチはテレビドラマなどで見る「幸せな家族」にはなれない。

全員が全員、どこかよそよそしい雰囲気で過ごす。

きっとそうやってバランスをとって成り立っているのだと思う。

 

それがウチの姿だと、諦めた。

 

 

すると、不思議と心が楽になった。

 

 

ウチにはウチの家族の姿があるし、他人には他人の家族の姿がある。

そこに明確なルールはないし、どんな形でも家族でいることは出来る。

だったら、自分は自分で自分の家族の姿を描いていこう。

そう思うことが出来た。

自分の親の家族の姿から、離れることが出来た。

 

 

家族というと何か特別な存在のように思えるが、その実ただの他人同士の集まりだ。

だから、過度にそこに依存する必要はない。

でも、完全に切り離すことも出来ない。

面倒で、不思議で、やっぱり面倒で。

でも、だからこそ、かけがえのないものなのだと思う。