緩くいこうぜ、人生長いんだ。

お前の人生ようやく始まったようなもんじゃん。

確率の話

大分昔、大学の入学式の後に、応援団の人達が新入生にエールを!みたいのをやっていた。

その中で、応援団長が団員を紹介する際に言った台詞が今でも忘れられない。

「この男、数学が苦手です。
ある授業で教授に、
『サイコロを振って、1が出る確率を求めよ』
と言われた時、
『そんなもん出るか出ないかの1/2じゃー!』
と答えました。」

一年間必死に勉強して入った大学の先輩がそんなんかいなと、その時は唖然とした。

その時は結構バカにしていたけれども、今はこの考え方がとても好きだ。


理論的には、当然答えは1/6だ。

だけれども、1が「出る」か「出ないか」という観点で見れば、確かに確率は1/2だ。

理論よりもなんと3倍も高い確率だ!


当然、この答は間違っている。
だけれども、同時に間違っていない。

何か行動をするとき、私達は確率を意識する。

成功する確率、失敗する確率。

それらを分析すれば、より精度の高い行動が取れるようになって、失敗の確率を下げ、成功の確率を上げることが出来る。

だけれども、実際に事が終わった後にあるのは、「成功したか」と「失敗したか」の二つだけだ。

どれだけ確率を計算したって、最終的に行き着く先は1/2でしかないのだ。


どうせ結果が1/2なら、それまでの細かい確率なんてどうでも良い。

良い方の1/2に入るように思うがままに行動すれば良い。

どれだけ慎重に行動したって、結果は1/2でしかないのだ。

なら、自分が思うように自由にやった方が後悔が少ないはずだ。


理論や計算は大切だ。

だが、それらに気を取られ過ぎると、それを外さない為の行動を取るようになる。

たまにはそういったものを忘れて、のびのびと動くことも大切だと思う。

その奈中で新しい経験や、視点を得られることもあるだろう。

出会いから数年、心に残る言葉をくれた名前も知らない先輩に感謝。