緩くいこうぜ、人生長いんだ。

お前の人生ようやく始まったようなもんじゃん。

【感想】本日は、お日柄もよく / 原田マハ

初めて読む作家さんの作品。

友人から勧められていたが、中々手が伸びなかった。

 

何の取り柄もないOLのみつ葉は、幼馴染みの結婚式で目の覚めるようなスピーチに遭遇する。

スピーチの主は、伝説的なスピーチライターの久遠久美だった。

スピーチに興味を持ったみつ葉は、久美の元で修行を始める。

様々な変化に戸惑いながらも、困難に触れる中でみつ葉は仕事の楽しさや、自分の進みたい道を見付けていく。

 

 

久々に素直に面白い!!!と思えた作品。

 

登場人物は少ないけれども魅力的。

物語は軽快だがメリハリがある。

中弛みもしないでドンドン読み進める事が出来た。

 

 

本作のテーマは変わる事。

 

みつ葉は、安定したOLという仕事を捨て、スピーチライターという道の世界に進んでいき、その過程で新しい苦悩や遣り甲斐を感じていく。

 

変わることは怖い。

けれども、そうしなければ前に進めない。

 

作中で、こんな台詞がある。

 

うん。いいほうに変わるなら、変わるほうがいい

 

変わる事への恐怖心を払拭してくれるようなセリフだ。

 

作品を読んで、自分も何か新しいことに熱中してみたいと思った。

後、将来はスピーチライターのように裏方で誰かをサポートする仕事に就きたいとも思った。

 

難しい事を考えるのではなく、熱や勢いを感じる事の出来る作品。

 

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)