緩くいこうぜ、人生長いんだ。

世の中どうでも良いことばかりだよ

【読書記録】LIFE SHIFT

少し前に話題になった本を読んでみた。久々の社会系の本である。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 本書で描かれているのは未来の話。人間の寿命が延び、元気でいられることの出来る期間が長くなった世界の話。今まさに始まっていて、これから確かに来るであろう未来の話。

人間の寿命は延び続けている。筆者曰く、2000年代に生まれた人達のおよそ半数は、100歳を超えて生きる事が見込まれるそうだ。そのような社会では、これまでの生き方の常識、つまり「勉強→労働→引退」という3ステップのライフステージ、は適切ではないと言う。

長く生きるということは、より沢山のお金が必要になるということである。これまでの常識で考えれば、お金を稼ぐためには働くしかない。つまり、「労働」のステージが長くなっていく。しかしながら、そんな世界は誰も求めていない。

代わりに何が起こるかというと、ステージの細分化である。「労働」の中に再度「勉強」のステージが入ったり、「起業」や「充電期間」などの新しいステージが生まれてくる。つまり、人々の生き方はより柔軟に、多様になっていくということである。

柔軟な生き方に必要なのは「資産」である。お金や不動産などの有形の資産だけでなく、人間関係や健康、知識や経験、新しい知識を吸収する能力など、様々なものが資産として必要になる。総合的な「その人自身」が大事になるということである。

今を生きる私達に必要なのは、今ある仕組みがずっと続くと考え、それをこなすための生き方ではなく、来たるべき時代に対応するための行動である。つまり、自身の目指す人生を描き、それに向けて行動することなのである。そんなことを示唆する本である。

 

こういう未来系の本は、何かを勉強するというより考えるきっかけとする方が大事である。何故ならば、どれだけ良いことが書かれていようが、未来は誰にも分からないからである。

私は、この本を読んで納得をした。確かに今世界は変わりつつある。働き方改革にせよ女性の社会進出にせよ若者の趣味志向の変化にせよ、良い悪い、上手くいってるいってないは別として、確かに世界は変わっている。

私のかかりつけのカウンセラーがこんな事を言っていた。、「あなたの世代はバブルを生きた親世代から『○○をしろ、××をするな』と言われてその通りにして生きてきた人が多いから、アイデンティティが希薄な人が多いと感じる。まずは自分とは何か、どう生きたいのかを整理して、持つ必要がある」と言っていた。その通りと思う。

世界は確かに変わっている。これまでの常識が通用しない世界になっている。そんな世界の中で、私はこれから恐らく7, 80年生きなくてはならない。ずっと会社員なんてまっぴらごめんである。なるべく早く自由人になるべく何か行動を起こさなければならない。その為に何をするべきかはまだ分かっていないが、少しでも行動を起こしてみようと思う。

まずは、帰りの電車で無駄にYouTubeを観るのを止めよう。小さな一歩から、何かは変わりだすのである。