緩くいこうぜ、人生長いんだ。

What matters is how you live your life.

私の原動力

何を楽しいと感じるかなんて、人それぞれだ。

そしてそこには、その人のパーソナリティが色濃く表れる。

 

先日、会社の部長と話をした。私は先週から新しいプロジェクトに加わったばかりなので、調子はどうかという話をした。まだ数日なのでなんとも、としか応えようがなかった。その答えに間違いはない。

その後話は、当然ながら今後の目標や希望についてのものになった。その中で、「君のモチベーションは何か」という話になった。もっと砕けていえば、「君は何をしていると楽しいか」ということである。なかなか難しい質問。嘘とか綺麗事を言っても仕方ないので、正直に思うことを訥々と言ってみた。

多分私は、自分に自信が持てるようになると楽しいと思えるのだと思う。つまり、自分の知識やスキルが誰かの役に立って、それによって「自分はやれる」と思えることが、私の原動力なのだと思う。と。

部長はしっかりと話を聞いてくれて、わかったようなわかってないような顔をした。でもきっと、わかってくれているに違いない。

その日の面談はそれで終わったのだが、私はどうにも自分が出した回答が、胸に引っかかっていた。

 

私は、基本的に自分に自信がない。英語ができるとか、これまでの仕事とかを評価されることがあるが、どれもなんと言うか、素直に受け取ることができない。特に、面談とか飲み会の場で言われる言葉は、どこか演技じみていたり社交辞令のように捉えてしまったりする。

一方で、仕事のなんかのふとした瞬間に、自分の仕事に対して誰かから「助かりました」とか「ありがとう」なんて言われると、なんかこう、グッと胸が熱くなる感覚を覚える。それは、「人を喜ばせたい」とか「困っている人を助けるのが好きです」とかいう綺麗事ではなく、「自分はやれるんだ」、「自分は役に立っているんだ」というクソほどどうしようもない自己承認欲求でしかないのだ。

だから、基本的に私は自分のことしか考えていない。サービス精神や誰かを助けようという純粋な想いなどなく、ただそれを通じて自分が気持ちよくなることだけを考えている。

ともすれば自己中心的になりかねないし、なかなか自分のご機嫌をとるのが難しいのだが、少なくともそういう原理が自分の中にあるということがわかっただけでも、収穫なのだと思う。なぜなら、自分のモチベーションが下がった時は、自分のできることをすればいいのだから。どこかが上手くいかなくても、別のどこかが上手くいけば、きっとモチベーションは維持できるし、前進できる。

 

モチベーションは生きる中で大切である。しかし、それが何かは人それぞれだ。そして、悲しいことにそれは意外と見つけにくかったりする。でも、カケラでもそれを見つけることができれば、少なくとも止まることなく、折れることなく、前に進むことはできるのだと思う。